こわくない・むずかしくない投資法で10倍儲ける秘訣とは？

IPO（新規公開株）当選情報−アプレシオ：担当者の提案を応用して裁量配分ゲット！

【 銘　　柄 】アプレシオ
【証券会社】エイチ・エス証券（主幹事）
【公募価格】350,000円

前回友人がIPO（新規公開株）に当選したエイチ・エス証券で、そのノウハウを活かして今度は僕自身も無事当選できました。
そこで、前回に続けて今回もそのやりとりから上場後の結果までを、レポートしてみます。

さて、今回エイチ・エス証券の担当者からアプレシオ申し込み意向の有無を確認する電話がありました（この担当者は、主幹事の時はだいたい連絡してくれます）。
こちらとしてもそのつもりでしたから申し込む旨を伝えたところ、担当者から意外な提案がありました。それは、

「ファンコミュニケーションズとスターツプロシード投資法人（注：こちらはJ-REIT）もあわせて申し込んでいただきたいんですけど」

というものです。

ナ、ナヌーッ！3銘柄全部!?これには参りました。
応募に前受金が必要な身としては、トータル205万円はキツい。とはいえ、これが当選の前提なのだとしたら、おいそれと断るわけにもいかない．．．。
正直言うと、ファンコミュニケーションズは無理してでも申し込みたいと思っていましたが、J-REITは今ひとつ興味なし。そこで、ちょっと一計を案じてみました。

「アプレシオとファンコミュニケーションズを、お願いします。あと、スターツプロシード投資法人のかわりにエイチ・エス証券のＰＯをお願いできますか？」

そう、興味のないJ-REIT銘柄のかわりに興味があるエイチ・エス証券のＰＯ（公募・売出株）で切り返してみたのです。
こちらの銘柄はもう少し資金が必要になりますが、申し込みスケジュールは少々あと。つまり、入金タイミングを少しずらせるのです。エイチエス自体の値動きも良い感じだったので、元々申し込みを考えていた銘柄でした。
銘柄こそ違えど、合計3銘柄。これなら、たとえば僕に1株割り当てる理由はクリアしているのでは？

さらにこのあと、ちょっとしたトラブルが重なります。それは、担当者との行き違いのためファンコミュニケーションズ用の前受金の入金が締切までに確認できず、結局申し込むことが出来なかった、というものです。
僕にも落ち度があったと思いますが、担当者は僕に平謝りでした。

さて、気になる抽選結果は、こんなやりとりがあったためかこのようになりました。

気を遣わせちゃったかな（笑）。いずれにせよ、結果的には狙い以上になっています。
ちなみにアプレシオは日興コーディアル証券にも申し込んでいましたが、こちらは落選でした。

そしてアプレシオの初値予想は、閲読しているメールマガジン2誌によると以下のとおり。

◇IPO CHALLENGER
　（公募価格35万円の）1.5倍以下
◇ＩＰＯ情報局
　４７万円程度

ちなみに僕の予想は、「2〜3万円のプラス（37〜38万円）」でした。

ハテサテ実際のところはというと．．．初値が382,000円、その後は390,000円まで上げて、初日終値は332,000円でした。
そして今回はあまり上がらないと予想していた僕は、定石どおり（？）初値売りで無事利益を出すことが出来ました。

IPO（新規公開株）裁量配分当選第一弾は、こうしてエイチ・エス証券応募2銘柄目で早くも実現できました。
口座開設時に“ここは当てそうだな”と感じた勘が、まさに的中した格好です。

これで「投資実践会セミナー」や「新規公開株ゲット必勝法！（裁量配分編）」への投資が回収できたかもしれません（笑）。
そしてもちろん、お世話になったこの本の本代も。

IPO 新規公開株でガッポリ儲ける方法―5年間で98回ゲットした必勝ノウハウ!〈2006年度版〉

菅井 実
イースト・プレス (2006/02)

内容を見る