ＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）当選→売却でローリスクで儲ける−「丸全昭和運輸」編（1）
“ローリスクで儲ける”投資法といえば、そのひとつにIPO（新規公開株）がありますよね。いったん当たればかなりの高確率で、しかも数万〜百万円前後（！）の利益を出すこともけっして夢ではありません。
でも、いまやIPO当選は激戦となり、投資することさえ出来なくなっています（笑）。もう少しこちらの意思を反映できて、おまけに儲けられる投資はないものでしょうか．．．。
ハイ、あるかもしれません（笑）。IPOのような派手さはありませんが、こちらは渋く儲ける（笑）ことも可能です。
それが、今回と次回の2回にわたって紹介するＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）です。
今回および次回は、まだまだ意外と知られていない（？僕だけでしょうか）、でもローリスクでおこづかい稼ぎができるＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）について、実例をまじえてお伝えします。
ＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）とは？
「そもそもＣＢってなに？転換社債とは違うの？」という方もいらっしゃると思います。そこでまずは、こちらのページをご覧になってください。
特に、中段の「ＣＢへの投資」はかならず。
●ＣＢ（Convertible Bond） - 野村證券「証券用語解説集」
読みました？というわけなんです（笑）。
ＣＢは基本的には債権ですが、転換すれば株式になり価格が株価に連動して動くのです。ですから、価格が上昇したところで売却すれば利益が出るわけです。
またCBは転換しなければ社債なので、この債券としての性格が価格を一定水準より下がりにくくするのです。ここが、タイトルで“ローリスク”としたゆえんなのです。
新規発行ＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）の魅力
そして今回取り上げるのは、新規に発行されるＣＢです。
コレ、いわばIPOのようなものです。実際ブックビルディングも上場（＝発行）日もありますし。
「で、実際儲かるの？債券じゃたかが知れてるんじゃないの？」
という声が聞こえてきそうなので、今度はこのページを見てください。
●株式の投資情報サイト − トレーダーズ・ウェブ − データ（CB）
これは、新規発行CBの2005年の実績です。すでに終わっているため、全体がグレ−に網掛けされています。
注目すべきは、この表の中の「初値」の部分。なんと、公募（募集）価格割れがないんです！つまり勝率100％!!
なんですかこの実績は（笑）。IPOどころの話ではありません（※2004年以前には初値が募集価格を割り込む銘柄もありました）。
ただし、初値自体はさすがにIPOほどではなく、発行価格に対して数万〜十数万円の上乗せといったところです。
とはいえ、かなりのローリスクでこれだけの利益が見込めるならば、やらない手はないですよね。
おまけに初値割れでも、前述したように価格が下がりにくいため大きく割り込むことがありません。
というわけで、次回「ＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）当選→売却でローリスクで儲ける−「丸全昭和運輸」編（2）」では、僕が実際に当選→売却し利益を出したケースをご紹介します。
この機会に、幹事証券会社を探すコツやブックビルディングの申し込み方など、新規発行ＣＢ（転換社債型新株予約権付社債）で利益を出すまでの流れを掴んでみてください。
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